ロト7の配当賞金に税金はかかるの？無税にする払い戻し方法は？
ロト7の賞金は非常に高額ですが、心配になるのはその配当賞金に対する税金ではないでしょうか？
高額な賞金だけに所得税や住民税はとんでもない金額になりそうですが、このロト7の賞金と税金についてまとめました。
また、無税にするための払い戻し方法など、共同購入の際の贈与税の問題など触れてますので見ていきましょう！
ロト7の配当賞金に税金はかかるの？
ロト7は最大10億円にもなるとんでもない宝くじですが、この配当賞金に税金がかかるのか？
もし必要ならかなりの税金を払わなくてはいけなくなりますが、ロト7の配当賞金に所得税や住民税などはかかりません。
1等～6等まで賞金額も違いますが、すべて非課税になります。
これはロト7に限らず、ロト6やミニロト、ジャンボ宝くじやスクラッチなどすべての宝くじにおいて非課税なんですね。
これはロト7の投票券の裏面にも記載がしっかりとあります。
ロト7の税金については宝くじの法律の「当せん金付証票法」でも定められていて、第13条「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」という記載もあります。
だから受け取りの際は安心して全額受け取ってください。
ロト7で所得税や住民税はかかる？確定申告は？
ロト7の配当賞金には所得税や住民税はかかりませんので確定申告も必要ありません。
宝くじ自体が非課税のため一時所得などにもなりませんし、ですのでそれに伴う住民税とか社会保険とかも関係ありません。
ロト7の配当賞金には全く関係ないですが、競馬やパチンコなどで得たお金は所得となるため確定申告が必要になります。
実際にやってる人なんていてないでしょうが、本来は必要です。
ロト7の賞金では税金関係で面倒な事はないので、安心して受け取れるお金です。
ただし、ロト7自体に税金はかかりませんが、他の部分で税金が発生するケースがあり、特に注意したいのが贈与税になります。
その贈与税についてみていきましょう。
ロト7で無税にする払い戻し方法は？
ロト7に当たったら銀行で振り込み手続きをしますが、その賞金を家族で分けようとするケースもありますよね。
でも、その賞金を分けるときに「いったんあなたがすべて受け取った後で分配する」と、贈与税が発生する可能性があります。
実は年間110万円以上のお金を譲渡した場合、贈与税が発生します。
たとえば「1億円当たったから夫婦ともに5000万円ずつ」という場合、贈与税が発生して、その金額は
(5000万円－110万円)×55％－400万円(控除額)≒2290万円
このように半分くらい贈与税で持っていかれる可能性もあるんです。
ただ、この贈与税を無税にするために、最初から振込先の口座を二つに分けておいて、
夫：5000万円
妻：5000万円
このような振り込みをすると、贈与ではなく「振込先を分けて振り込んでもらった」という事になり無税になります。
これは「夫と妻で共同購入した」という事にしておき分配したわけですね。
最初の手続きで大きく変わるので、換金に行く前に分配する人の整理はしておいた方が良いです。
これは子供に与える場合も必要で、例えばあなたが亡くなった後の遺産の受け取りでかかる相続税でも同じような事が言えます。
最初から子供用の口座を作っておいて、そこに当選金を分けて振り込んでおくと相続税もかかりません。
贈与税の計算はすべての場合これに当てはまるものではありません。
金額によって変動するので、詳しくはこちらの表は国税庁の「No.4408 贈与税の計算と税率（暦年課税）」に詳しく書かれているので読んでみてください。
ロト7の当選証明書で税務署対策を！
ロト7で1等に当籤したりすると何億円という高額賞金になるため、急にそのような大金が入ることでいろんな買い物をされることも多いと思います。
不動産や自宅購入など、大きなお金の動きがあると税務署にお金の出どころなどを調査される可能性もあるようです。
その時にロト7に当選したという事で、「高額当選証明書」を銀行でもらっておきます。
これがあれば「このお金はロト7の当選金」という事を証明できます。
なくても証明できるとは思いますが、持っているだけですぐに対応できるので忘れずにもらうようにしましょう。
ロト7を共同購入した時の税金対策は？
ロト7を他人と共同購入することもあると思います。
この場合、配当金を分配する時が最も重要ですよね。
特に高額当選した場合は「共同購入用紙」というものがあるのでこちらに記入し、それぞれの口座に振り込んでもらう形がベストだと思います。
もし一人で受け取ってから分配すると、先ほどの贈与税が絡む可能性もあるので、最初にしっかりと振り込む割合など話が終わってから受け取る方が問題が無いと思います。
ロト7をネット購入した時の税金対策は？
この共同購入した場合の税金対策で難しいのが、ネットでの購入です。
今ではネットでもロト7を気軽に購入できるようになっています。
ネット購入の詳しいやり方はコチラ
クレジットカードや口座があれば、自宅で24時間購入できるというのがメリットです。
ただロト7をネット購入した場合、分配する際に贈与税が発生する可能性が非常に高いです。
例えば、楽天銀行などでロト7を購入する場合、楽天銀行の口座からの引き落としや当選金の振り込みになります。
振り込みは自動で行われ複数の口座を指定することができないため、共同購入者にお金を渡すことがむずかしくなります。
もちろん現金化して渡したり送金することは可能ですが、そこで金額に応じた贈与税が発生する可能性もあるので注意して欲しいです。
ですので、万が一のことを考えれば、ネットで共同購入をするのは避けた方がいいでしょう。
まとめ
ロト7の配当賞金に税金はかかるのかまとめましたが、基本的には宝くじ当選金には所得税も住民税もかかりませんし、確定申告も必要のない無税のお金です。
しかし、受け取りの際に贈与税などの税金が発生する場合もあるので、特に共同購入は分配する割合なども含め注意する必要がありそうですね。
そんなロト7の買い方や仕組みでよくわからない所はないでしょうか？
- ボーナス数字って何？
- キャリーオーバーって？
- ロト7ってどこで買えるの？
などなど、ロト7の疑問点や実際に購入した様子、当選確率や当選金額といったロト7の中身について書いた記事をまとめたページを用意しました！
最初の購入はいろいろ不安点も多いですが、まずはコチラで流し読みでもしてもらうと必要な知識が身についていくと思います！
また上級者の人にも気づきになる事があるかもしれません。
気になる記事を選んで、ぜひ購入の参考にしてください！