ミニロトの配当で最高額や最低額はいくら?理論値や期待値は?
ミニロトは1999年4月13日から発売が開始され、これまで1000回以上の抽選が行われています。
ここまで歴史を積み重ねると、1等賞金額の最高額や最低額もかなりの差が生まれていると思いますが、いったいどんな配当が出たのか?
ちょっと気になる人もいると思うので、ミニロトに理論値と比較して、どのくらいの差があるのかデータをまとめてみました。
また、ミニロトの還元率や期待値を計算して、掛け金からどのくらいの金額が返ってくるのか求めてみたので、今後の挑戦のためにぜひ参考にしてください!
ミニロトの配当で最高額はいくら?
31個の数字の中から5個選び、すべて的中すれば1等1000万円(理論値)をゲットできる数字選択式宝くじがミニロトです。
ミニロトの1等賞金は1000万円の当選金が理論値となっていますが、その最高額はいくらなのでしょうか。
実はミニロトには最高額の上限が設定されており、1等4000万円までとなっています。
ですので、1等当選口数が2~3口など少ない場合は4000万円という上限に達してしまうこともあるんですね。
ミニロトの上限を超えた賞金は分配される
ミニロトで上限の4000万円になった場合、余りの当選金は2等以下に分配されて換金が行われます。
例えば、第0978回や第0979回は1等最高額の4000万円となりましたが、2等以下に分配され2~4等の賞金額が増えています。
第0978回では
2等:158万2400円
3等:1万3200円
4等:1100円
第0979回では
2等:134万1300円
3等:1万4600円
4等:1200円
このような配当金となりました。
ミニロトの配当で最低額はいくら?
では、逆にミニロトで過去最低額の配当はいくらだったのか。
1等の当選口数が多くなると分配する割合が増えるため、1等賞金額も大幅に減りますよね。
その抽選回は第0621回で、ダントツの最低額となりました。
2等の賞金額ではなく1等の賞金額なんですよ(笑)
何と1等当選口数が1129口も出てしまい、こんな金額となってしまいました。
第0621回
当せん番号「06 12 18 24 30 (09)」
1等金額:17万5900円
当選口数:1129口
2等:8万5900円(166口)
3等;5200円(4,729口)
4等:800円(77,290口)
他の等級もかなり賞金額が低いですね。
次の最低額は第0391回で170万400円(181口)ですので、かなりの差があります。
当選額は10倍ほど開きがありますし、今後もこの最低額は当分入れ替わることは無いと思います。
ワースト3位は第28回で180万8600円(169口)となっています。
ミニロトで1等当選して、「やったー!!1000万円だ!」と思ったら、最低額で17万円とかってかなり萎えてしまいますよね。
ワースト2位の170万円とかでもかなり少ない当選額だと思います。
ミニロトの配当の理論値はいくら?
ミニロトの配当金の理論値は
2等:15万円
3等:1万円
4等:1000円
このようになっています。
ミニロトの最高額4000万円となった第0978回では、
2等:158万2400円
3等:1万3200円
4等:1100円
ですので、他の等級(特に2等)も賞金額がアップしていることがわかりますね。
一方、最低額となった第0621回では、
2等:8万5900円
3等;5200円
4等:800円
1等の当せん金の差も大きいですが、2等の配当金にもかなりの差があることがわかりますね。
ミニロト配当の期待値と還元率
ミニロトの期待値はいくらなのか計算してみました。
まず、ミニロトは全部で169911通りあります。
この全通りを購入すると、1口は200円なので
となります。
1等1000万円はその内の1通りなので
1等:1000万円×1=1000万円
2等は5通りあるため
15万円×5=75万円
3等は125通りあるため
1万円×125=125万円
4等は3250通りあるため
1000円×3250=325万円
賞金の総額は
1000万円+75万円+125万円+325万円=1525万円
これらからミニロトの還元率は
1525万円/3398.22万円×100≒44.88%
ここからミニロトの期待値は
200円×0.4488=89.75円
このような計算ができます。
つまりミニロトを購入して期待できる賞金は、購入金額の半分以下という事になりますね。
ミニロトの配当還元率と当せん金付証票法
ミニロトの還元率ですが、宝くじは50%以上の還元率になってはいけない法律があり、理論上の計算では超えないように設定されています。
当せん金付証票法
(当せん金付証票の当せん金品の限度)
第五条 当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額(加算型当せん金付証票にあつては、その額に加算金(第二条第二項の加算金をいう。以下同じ。)の額を加えた額)をこえてはならない。
ですので、ミニロトにかかわらず、ロト7やロト6などの数字選択式宝くじやジャンボ宝くじも還元率が50%を超えないような設定がされているのです。
まとめ
ミニロトの配当で最高額や最低額についてまとめましたが、かなりの差があることがわかりますね。
抽選回によっては、みんなが思いつきそうな数字の組み合わせでは当選口数が多くなり、賞金額が著しく減少する可能性もあります。
せっかく当選したのに賞金額が少ないと当たっても嬉しさが半減してしまうので、ちょっと考えモノですね。