宝くじ当選金の受け取り方法とは?手続きに通帳の口座は必要?
宝くじを買って抽選日を迎えたら当選しているか確認しますよね。
そこで見事当たったら、宝くじ当選金の受け取り方法ってどうすればいいんでしょうか?
いろいろ言われているような、
- 300円の当選とかでも銀行に行かないといけないのか?
- 1万円の当選だとどこに行けば受け取れるのか?
- 10万円の当選とか宝くじ売り場に聞いたらいいんだろうか?
など、気になることがあると思います。
その宝くじの換金では当選金の額によって段階があり、額の大きさで手続きの内容も変わってくるんですね。
そして高額当選した場合、持ち帰ることはできるのか?
銀行の通帳を新しく作って口座開設しないといけないのかなどの心配な点と、「宝くじにかかる税金」についてもちょっと触れてみました。
宝くじ当選金の受け取り方法とは?
宝くじを購入して結果を確認し、見事当選していたら当選金を受け取りに行きます。
例えば、私はこちら2019年の第787回ドリームジャンボと第788回のドリームジャンボミニをバラで10枚ずつ購入しました。
これを換金するケースを例にして、当選金の受け取りの流れについてみていこうと思います。
まず、この抽選結果を確認しましょう。
抽選結果はネットの「みずほ銀行ホームページ」に記載されています。
そこを確認すると
ドリームジャンボとミニ共に末等300円の当選だけ
という事で、この当選クジを持って宝くじ売り場に行きます。
宝くじ当選金の換金は宝くじ売り場で!
宝くじの当せん金の受け取りは、基本的には宝くじ売り場に行きます。
これは自分が購入したところでなくても大丈夫です。
受け取りには当選金の大小によって条件があり、大きな当選金は売り場で受け取ることはできません。
1等3億円とか売り場で換金できるわけがないですよね。
段階的に受け取り方法が変わってきますが、一つのラインに「1当選金5万円」というのがあります。
5万円までなら宝くじ売り場で換金できますが、ちょっとだけ条件があるので説明しますね。
1当せん金が1万円以下
1当せん金が1万円以下の少額当選の場合、全国どこの宝くじ売り場でも換金ができます。
自分が購入した売り場でなくても構いません。
300円とか3000円の当たりは、宝くじ売り場に行って当選金を受け取りましょう!
1当せん金が5万円以下
1当せん金が5万円以下、つまり1万円とか3万円とかの場合は、みずほ銀行の本支店で換金することができます。
ただし宝くじ売り場に「5万円マーク」があると、1当せん金5万円以下の当せん金のみ換金することが出来ます。
5万円マークとはこのようなマークのことを言います。
これは宝くじの券の裏面にも書かれています。
実際には宝くじ売り場にこのような5万円のマークがあります。
*このマークがない所では、1当せん金あたり1万円を超えるものは換金できません。
これは1枚の当選金が5万円以下の場合になります。
だから複数枚持っていて、合計が5万円を超えるような場合だと宝くじ売り場で換金ができます。
あくまで「1当せん金5万円以下」の場合です。
1当せん金が5万円を超える
1当せん金が5万円を超える場合は、すべてみずほ銀行本支店での換金となり宝くじの裏面の氏名と住所の記入が必要になります。
つまり10万円の当選金とかは、宝くじ売り場で受け取り出来ないのです。
*2022年7月の追記
50万円以上になると、本人証明ができる運転免許証や保険証などが必要になります。
100万円を超える場合は、あわせて印鑑の持参が必要になり、場合によっては1週間ほど準備に日数が必要な場合もあるようです。
これはお金の用意や当たりくじの鑑定に時間が必要になるようです。
もちろん銀行の営業時間ないといけませんので、平日9:00~15:00の間に換金に行く必要があります。
宝くじ売り場も営業時間中に換金に行きましょう。
ジャンボ宝くじを実際に換金してみた
今回私が購入したドリームジャンボを、実際に宝くじ売り場で換金してみます。
まず、換金の際には
- 「当選クジだけ持っていくのか?」
- 「ハズレくじも持って行っても大丈夫なのか?」
という心配があると思いますが、別にハズレくじが混ざったままで構いません。
面倒なら抽選結果を見ず、そのまま持って行っても構いません。
実際に、全部渡すとどうなるのか見てもらいましょう。
窓口に、このまま渡します。
すると、集計した画面に
- 集計枚数
- 当選枚数
- 当選金
などが表示されるので、実際に自分が確認したものと間違いないかチェックしましょう。
そして照会が終わると、当選金とレシートを受け取ります。
ハズレくじも返却されるので受け取っておきましょう。
このハズレくじは毎年9月2日の敗者復活戦「宝くじの日お楽しみ抽選」の参加券になります。
ハズレくじの番号を使って、豪華賞品が当たるイベントに参加ができますので、ぜひこちらもチェックして下さい。
今回は1当せん金が1万円以下でしたので、そのまま宝くじ売り場での換金もスムーズに出来ました。
これが1万円、5万円、10万円となると手続きに関しても少し変わってきます。
宝くじ当選の手続きに必要なことは?
まず1当せん金が5万円以下であれば「5万円マーク」のある宝くじ売り場で換金できます。
当選金受け取りの流れは先ほどと同じです。
これが5万円を超えると宝くじ売り場では対応できないので、みずほ銀行本支店での受け取りになり、手続きが変わってくるんですね。
ただし「10万円マーク」のある宝くじ売り場でしか対応していませんので、換金の際には店舗にて確認して下さい。
1当せん金が5万円を超える場合は、すべてみずほ銀行本支店での換金となり、宝くじの裏面の氏名と住所の記入が必要になります。
50万円以上になると、本人証明ができる運転免許証や保険証などが必要になります。
100万円を超える場合は、あわせて印鑑の持参が必要になり、場合によっては1週間ほど準備に日数が必要な場合もあるようです。
これはお金の用意や当たりくじの鑑定に時間が必要になるようです。
もちろん銀行の営業時間ないといけませんので、平日9:00~15:00の間に換金に行く必要があります。
一応、宝くじの裏面にも同じことが書かれています。
宝くじの当選金には通帳の口座が必要なの?
宝くじの当せん金受け取りの際に高額当選ならみずほ銀行での換金となるわけですが、100万円くらいなら当日持ち帰ることも可能です。
ただ1000万円や数億円単位になると、持ち帰るというのはちょっと現実的ではないですよね。
銀行から出てすぐに襲われたなんてニュースも頻繁にありますし、どこで誰が狙っているのかなんてわかるはずもないですから。
一応持ち帰りもできないこともないようですが、やはり準備にはそれなりの時間が必要となるようです。
そうなると振込先の口座が必要になるわけですが、みずほ銀行の口座が必要になるのか?
新しく作らないといけないのかというと、別に既存のあなたが持っている口座に振り込み指定することができます。
- わざわざ新しく通帳を作る必要はありません。
- ゆうちょでも他の銀行の口座でも構いません。
しかし、ここで本当に気を付けておきたいのは「みずほ銀行の通帳の口座」という事ではなく、「どの口座に振り込むのか?」という事がかなり重要になってきます。
というのも、当選金をどのように使うかによって「税金が発生する可能性」があるからです。
宝くじの当選金と贈与税について
宝くじの当せん金というのは非課税のため無税です。
だから口座には全額振り込まれます(他行には振込手数料がかかります)
この時点では税金の心配はないのですが、仮にあなたが1億円当たって親に5000万円渡すとしましょう。
するとその5000万円に対して贈与税が発生し、2000万円以上取られる可能性があります。
そんな馬鹿らしいことはないですよね。
だから贈与税対策としては、はじめからどのように分配するのかを決めて置き、宝くじの当せん金の受け取りを複数の口座に分けて振り込んでもらうのです。
そうすればこれは贈与ではなく、「宝くじ当選金の振込先を複数に分けただけ」という扱いになり贈与税はかかりません。
- 初めに複数の口座に分けて振り込むか。
- 1つの口座に振り込んであとからお金を分けるか。
この違いだけで税金が大きくのしかかってくるので、絶対に覚えておいて損はありません。
また、子供に遺産として残してあげるときも相続税がかかってくるので、そういう将来的なことも考えると複数の口座に分けておくことが賢明なのかもしれませんね。
あとがき
宝くじの当せん金受け取り方法はどうすればいいのか。
換金手続きに必要なものや、振込先にみずほ銀行の通帳口座が必要なのかなど、宝くじが当たった時のことも多少は知っておいた方が良いですね。
特に贈与税はかなり面倒なので、最初から当選金の分配については話し合っておいた方が良いと思います。
兎にも角にもその前に、宝くじの高額当選が当たらないものかと考えるわけです。
その宝くじの当選確率を少しでも上げるには、買い方に少しコツがあったりするんですね。
ちょっとしたことで当たる確率は変わるので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。