ミニロト1等1000万円が当たったら税金はかかるの?

2019年6月6日

ミニロト 税金

もし、ミニロトの1等1000万円に当たったらメチャクチャ嬉しいですが、これだけ大きなお金を手に入れるのだから当然心配になるのは税金の問題です。

せっかくゲットした賞金に税金がかかるとなれば熱も冷めてしまいますが、実際のところどうなんでしょうか?

そして税金がかかるとなると、所得税や住民税、確定申告など煩わしいことも心配になります。

そこで今回はミニロトの税金の問題や、共同購入による贈与税の話などまとめました。

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ミニロト1等1000万円に税金はかからない!

ミニロトは1等が1000万円(理論値)の大きな宝くじですが、当選金に税金がかかると萎えてしまいますよね。

でも、安心してください!

ミニロトの当選金に税金はかかりません!

1等だけでなく2等~4等も非課税です。

これはミニロトの投票券の裏面にも記載がしっかりとあります。

宝くじ 税金 翌年

ミニロトの税金については宝くじの法律の「当せん金付証票法」でも定められていて、

第13条「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」

という記載もあります。

だから受け取りの際は安心して全額受け取ってください。

これはミニロトに限らず、ロトやナンバーズ、ジャンボ宝くじやスクラッチなどすべての宝くじがこの法律のため非課税になります。

 

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ミニロトの1等1000万でも確定申告は必要ない

ミニロトの1等1000万でも非課税なので、もちろん所得税や住民税はかかりません。

だから、確定申告も必要ありません。

宝くじ自体が非課税のため一時所得などにもなりませんし、それに伴う住民税とか社会保険とかも関係ありません。

ミニロトの配当賞金には全く関係ないですが、競馬やパチンコなどで得たお金は所得となるため確定申告が必要になります。

ミニロトの賞金では税金関係で面倒な事はないので、安心して受け取れるお金です。

ただ、ミニロトの当選金に税金はかかりませんが、他の部分で税金が発生するケースがあり、特に注意したいのが贈与税になります。

その贈与税についてみていきましょう。

 

ミニロトの賞金をあげると贈与税が発生するかも

ミニロトに当たったら銀行で振り込み手続きをしますが、その賞金を家族で分けようとするケースもありますよね。

でも、その賞金を分けるときに「いったんあなたがすべて受け取った後で分配する」と、贈与税が発生する可能性があります。

実は、年間110万円以上のお金を譲渡した場合、贈与税が発生します。

たとえば「1億円当たったから夫婦ともに5000万円ずつ」という場合、贈与税が発生して、その金額は

(5000万円-110万円)×55%-400万円(控除額)≒2290万円

このように半分くらい贈与税で持っていかれる可能性もあるんです。

ただ、この贈与税を無税にするために、最初から振込先の口座を二つに分けておいて、

夫:5000万円
妻:5000万円

このような振り込みをすると、贈与ではなく「振込先を分けて振り込んでもらった」という事になり無税になります。

これは「夫と妻で共同購入した」という事にしておき分配したわけです。

最初の手続きで大きく変わるので、換金に行く前に分配する人の整理はしておいた方が良いです。

これは子供に与える場合も必要で、例えばあなたが亡くなった後の遺産の受け取りでかかる相続税でも同じような事が言えます。

最初から子供用の口座を作っておいて、そこに当選金を分けて振り込んでおくと相続税もかかりません。

贈与税の計算はすべての場合これに当てはまるものではありません。

金額によって変動するので、詳しくはこちらの表は国税庁の「No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」に詳しく書かれているので読んでみてください。

 

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ミニロトの共同購入と贈与税

お金を集めて当選確率を高めるために、ミニロトを他人と共同購入することもあるかもしれません。

この場合、配当金を分配する時が最も重要ですよね。

特に高額当選した場合は「共同購入用紙」というものがあるのでこちらに記入し、それぞれの口座に振り込んでもらう形がベストだと思います。

もし一人で受け取ってから分配すると、先ほどの贈与税が絡む可能性もあるので、最初にしっかりと振り込む割合など話が終わってから受け取る方が問題が無いと思います。

 

ミニロトの当選証明書

ミニロトで1等1000万など高額当選した際には、高額当選証明書を銀行でもらっておきましょう。

これがあれば「このお金はミニロトの当選金」という事を証明できます。

ミニロトの1等賞金1000万円くらいだと大丈夫だと思いますが、ロト7などは最大で10億円も当たるような宝くじのため、不動産の購入や事業を始めるときなどでお金の動きが激しくなるかもしれません。

そんな時に税務署から目を付けられ、お金の出どころについて聞かれるケースもあるようです。

そんな時に高額当選証明書があれば、すぐに宝くじの当選金であることを証明できます。

 

ミニロトをネット購入した時の税金

共同購入した場合の税金対策で難しいのが、ネットでの購入です。

今ではネットでもミニロトを気軽に購入できるようになっています。

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クレジットカードや口座があれば、自宅で24時間購入できるというのがメリットです。

ただミニロトをネット購入した場合、分配する際に贈与税が発生する可能性が非常に高いです。

例えば、楽天銀行などでミニロトを購入する場合、楽天銀行の口座からの引き落としや当選金の振り込みになります。

振り込みは自動で行われ複数の口座を指定することができないため、共同購入者にお金を渡すことがむずかしくなります。

もちろん現金化して渡したり送金することは可能ですが、そこで金額に応じた贈与税が発生する可能性もあるので注意して欲しいです。

ですので、万が一のことを考えれば、ネットで共同購入をするのは避けた方がいいでしょう。

 

まとめ

ミニロトの1等1000万円でも税金はかかりません。

基本的には宝くじ当選金には所得税も住民税もかかりませんし、確定申告も必要のない無税のお金です。

しかし、受け取りの際に贈与税など発生する恐れもあるので、特に共同購入は分配する割合なども含め注意する必要がありそうですね。

そんなミニロトの買い方や仕組みでよくわからない所はないでしょうか?

  • ボーナス数字って何?
  • キャリーオーバーって?
  • ミニロトってどこで買えるの?

などなど、ミニロトの疑問点や実際に購入した様子、当選確率や当選金額といったミニロトの中身について書いた記事をまとめたページを用意しました!

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最初の購入はいろいろ不安点も多いですが、まずはコチラで流し読みでもしてもらうと必要な知識が身についていくと思います!

また上級者の人にも気づきになる事があるかもしれません。

気になる記事を選んで、ぜひ購入の参考にしてください!

 

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