2024年の年末ジャンボの換金方法や場所は?引き換え期間はいつからいつまで?
年末ジャンボを購入し抽選が終わったら番号を確認しますよね。
そこで見事当選していれば、いよいよお待ちかねの換金ですが、初めてだと換金方法や換金場所などわからないことも多いでしょう。
「換金には何か必要なのか?」「いったいどこに持っていけばいいのか?」「ハズレくじを持って行ってしまったら?」
などなど考えてしまいますが、換金は特に難しいことはありません。
初めての人がいくつか心配になりそうなポイントをまとめたので、順番にチェックしていきましょう!
年末ジャンボの換金方法は?
年末ジャンボ宝くじの換金方法ですが、初めての人はよくわからないかもしれません。
簡単にその流れを説明したいと思います。
まず、購入した宝くじをネットなどで当選しているかどうか確かめます。
そして見事当選をしていれば、最寄りの宝くじ売り場に当たりクジを持っていきます。
そこで「換金して下さい。」と売り場の人に言えば、機械に通して当たりクジだと確認し、その場で払い戻しがされます。
これで換金は終了です。
2024年度の年末ジャンボ払い戻し期間は
↑こちらは2023年度の年末ジャンボ
ちなみに今年も個人的に年末ジャンボに勝負しています。
その結果をこちらの動画でご覧いただけますので、ぜひご覧になって下さい。
さて、ここでいくつか換金についての疑問点があると思いますが、よくある問題点をまとめてみました。
- 換金場所って宝くじ売り場なの?
- 自分が買った宝くじ売り場じゃないとダメなの?
- 他に換金できる場所ってないの?
- 1等〇億円当たっても売り場で換金できるの?
- 換金に必要な物ってあるの?
- ハズレくじを持っていったらどうなるの?
- 引き換え期間はあるの?
- ずっと払い戻しをしなかったらどうなるの?
- 未換金の宝くじってあるの?
- ネット購入での換金方法は?
年末ジャンボの換金で心配になるのはこういった点だと思うので、順番に見ていきますね。
年末ジャンボの換金場所について
年末ジャンボ宝くじの換金場所は、宝くじ売り場に持っていけば換金してくれます。
だから北海道で購入して東京で換金することもできるので、全国どの売り場でも大丈夫です。
基本的にどの売り場でも大丈夫ですが、売り場の営業時間内でなければいけません。
宝くじ売り場の営業時間はマチマチで、何時までかは調べていただかないとわからないですが、おおよそ10:00~18:00(19:00)の間で営業が行われていると思います。
じゃあ他に換金できる場所はないのかというと「みずほ銀行の本支店」でも可能です。
宝くじはみずほ銀行が受託し管理運営がされているため、こちらでも当選金の払い戻しができます。
しかし、300円程度の小当たりで銀行に行くのは時間がかかるし、近くにみずほ銀行がない地方の方も多いでしょう。
だから少額であれば、宝くじ売り場の方が一瞬で払い戻しがされるので現実的です。
ハズレくじを売り場に持っていったらどうなる?
宝くじの当たりクジを持っていけば換金してくれますが、ハズレくじを持っていったらどうなるのか?
別にこれはどうにもならず、「ハズレくじ」として返却されます。
特に大量に購入した人は、いちいち自分で当選番号を照らし合わせるのが面倒なので、売り場で全部渡して照会してもらう人も多いです。
↑こんな感じに「ハズレ」と印字されます。
返却されたハズレくじは捨てずに持っておくと『9月2日の宝くじの日』に敗者復活戦の抽選が行われます。
豪華賞品が当たるかもしれないので、出来ればそのまま持っておいて下さいね。
1等が当たっても宝くじ売り場で換金できるの?
例えば、1等7億円が当たっても宝くじ売り場で換金できるのか?
これは普通に考えて無理ですよね。
換金できたとしても嫌だと思いますし、これは不可能なのでみずほ銀行の本支店での換金となります。
では、当選金が100万だったら?10万円だったらどうなるのか?
その辺りの線引きが知りたいところですが、これにはいくつかのケースがあり、当選金の段階によって変わってくるのです。
1当せん金が1万円以下
1当せん金が1万円以下の少額当選の場合、全国どこの宝くじ売り場でも換金ができます。
自分が購入した売り場でなくても構いません。
1当せん金が5万円以下
みずほ銀行の本支店で換金することができます。
ただし、宝くじ売り場に「5万円マーク」があると、1当せん金5万円以下の当せん金のみ換金することが出来ます。
5万円マークとはこのようなマークのことを言います。
これは宝くじの券の裏面にも書かれています。
実際には宝くじ売り場にこのような5万円のマークがあります。
*このマークがない所では、1当せん金あたり1万円を超えるものは換金できません。
これは1枚の当選金が5万円以下の場合になります。
だから当選した宝くじを複数枚持っていて、合計が5万円を超えるような場合なら宝くじ売り場で換金ができます。
あくまで「1当せん金5万円以下」の場合です。
1当せん金が5万円を超える
1当せん金が5万円を超える場合は、すべてみずほ銀行本支店での換金となり、宝くじの裏面の氏名と住所の記入が必要になります。
*2022年7月の追記
50万円以上になると、本人証明ができる運転免許証や保険証などが必要になります。
100万円を超える場合は、あわせて印鑑の持参が必要になり、場合によっては1週間ほど準備に日数が必要な場合もあるようです。
これは、お金の用意や当たりくじの鑑定に時間が必要になるためのようです。
もちろん銀行の営業時間ないといけませんので、平日9:00~15:00の間に換金に行く必要があります。
実際に高額当選したときの手続き
ここまでの換金についてのことは宝くじの裏面にも記載があります。
私は高額当選の経験がないですが、100万円など高額当選した人が実際にどんな換金手続きだったのか。
それらの話をまとめると、少し記載内容とは異なる部分もあるようです。
- 100万円の当選でも印鑑など必要なく、普通の10万円などと同じような手続きだった。
- 100万円の当選でもその場ですぐに受け取れた。
- 1000万以上になると2週間以上かかると言われた。
もちろん各みずほ銀行によって、準備がすぐできる場合とそうでない場合などがあるからだと思います。
これらの話は確実ではありませんので、宝くじの裏面に書かれているような準備はしていった方がいいと思います。
年末ジャンボの引き換え期間はいつからいつまで?
年末ジャンボ宝くじの引き換え期間はいつからいつまでなのか。これも大切な項目です。
年末ジャンボの抽選日は大晦日12月31日ですが、すぐに換金ができるわけではありません。
払い戻しの開始日は翌年になってからで、2024年度の年末ジャンボ宝くじの引き換え期間は2025年1月7日(火)~2026年1月6日(火)までの1年間です。
たとえ300円でも当選したら換金しないともったいないので、忘れないうちに早めに換金しましょう。
「1年あるしいつでもいいかな…。」なんて思っていると、あっという間に過ぎてることがあるので注意してください。
高額当選の換金で最も気を付けるべき贈与税の話
高額当選をすると嬉しさのあまりテンションが高くなりますよね!
でも、受け取りの際に気を付けないと贈与税がかかる可能性があります。
簡単に説明すると、贈与税は1年間で110万円を超える金額を他人に渡すことで発生する税金です。
宝くじは当選金に対しては所得税などはかからず無税です。
しかし、〇億円などという大きな金額になると「親孝行で両親に1000万円ずつ上げようかな…。」といった気持ちになるかもしれません。
ただ、この時に贈与税が発生し、その贈与した金額の大きさに合わせて税率が課せられ、最大55%と言う税金を納めないといけない可能性があります。
贈与税は宝くじの無税の話とは関係がないので、こういう事態の話が出てきちゃうんです。
例えば、5000万円を誰かに贈与する場合、
(5000-110)万円×55%-400(控除額)≒2290万円
贈与税はその金額によって税率も変化しますが、最高55%も課税されるため、半分くらい税金がかかり約2,300万円も贈与税がかかってしまいます。
こうならないためにも、受け取りには初めから『共同購入』という形で受け取らなくてはなりません。
コチラについて詳しくは別ページでまとめてるので、気になる方はぜひ読んでおいてください。
年末ジャンボが未換金のままだとどうなるの?
年末ジャンボ宝くじに当選して喜ぶ方も多いですが、何となく抽選結果を確認するのを忘れていたり、宝くじの存在自体忘れていた方も多く、実際にも、毎年「1等が当たっているのに換金に来ない!?」なんて言う人がかなりいるんですね。
そんな未換金の宝くじはいったいどうなってしまうのか?
というと、払い戻し期限の1年間が過ぎてしまうとどうにもなりません。それはただの紙クズとなってしまうのです。
こんなもったいない話があっていいのか?と思いますが、結構ある話なんですね。
特に1等でなくとも、300円や3000円の当選で「いつか換金に行けばいいや」と思って、机の引き出しに置きっぱなしだったなんてこともよくあります。
おじいちゃんおばあちゃんが買ったのを忘れて、封も切らずそのままなんてことも多いです。
そんな未換金の数ですが、ジャンボ宝くじ1億円以上の「未換金」当せん本数をみてみると、2023年10月では
- ハロウィンジャンボ:16本
- 年末ジャンボ:7本
- バレンタインジャンボ :0本
- ドリームジャンボ:1本
- サマージャンボ:12本
支払期限が迫っている順ですが、未換金の当選券が多いですよね。
未換金の宝くじってどのくらいあるの?
毎年未換金の宝くじというものがあり、その額はかなりの金額になります。
平成23年度の未換金である「時効当せん金」は約181億円もあったそうです。
他にも、
平成26年度は161億円
平成27年度は165億円
平成28年度は181億円
平成29年度は149億円
平成30年度は127億円
令和元年度は144億円
令和2年度は128億円
令和3年度は112億円
令和4年度は99億円
ジャンボ宝くじを含む、すべての宝くじでこれだけの未換金があるわけなんですね。
1等や2等などの高額当選だけではなく、300円などの小さな当たりも積もりに積もってこのような金額となっているようです。
せっかく当たっているのに換金しないのはもったいないので、9月2日の宝くじの日をたまたまでも思い出したら、一度自分が持っている券をもう一度確認してみてはどうでしょうか。
払い戻し予定だった当選金はどうなってしまうのか?というと、これは収益金として回収され、全国都道府県及び20指定都市で公共事業等に使われます。
だから、当選金は少額でも忘れないようにしてください!
年末ジャンボが未換金のまま放置される理由
どうして宝くじが当たっているのに換金しないのか?
先ほども言ったように、宝くじの存在を忘れてしまっていたり換金に行くタイミングを逃したりなどいろいろ理由はあります。
未換金のままの理由についていくつかまとめてみると、
- 買ったことを忘れていた。
- 無くしてしまった。
- 換金に行こうと思っていたが忘れていた。
- 当選番号を見間違えていた。
- 高額当選していたが人生が狂いそうで怖くなった。
- 購入者が亡くなってしまった。
このような理由が多いようです。
だいたいは「忘れていた」「見間違い」などが理由ですが、中には〇億円当たって人生がくるってしまいそうで怖くなったなどの人もいるようです。
実際に当たってみないとわからない心境なんでしょうね。
ネット購入での換金方法は?
ここまでは普通に宝くじ売り場で購入した場合の換金方法でしたが、実はインターネットでも宝くじの購入ができます。
そして2018年10月からは、宝くじ公式サイトでもネット購入ができるようになり、今まで以上にネット購入がしやすくなりました。
中でもジャンボ宝くじがネットで簡単に買えるようになったり、クレジットカードが使えたりポイントが付くなど、サービスがかなり向上したんですね。
そのネット購入での換金方法ですが、ネットの場合は「5万円まで」とか「引き換え期間がいつまで」とか関係なく、自動で換金され登録した口座に振り込まれます。
だから未換金のまま忘れるという事もないし、みずほ銀行まで行くことも必要ありません。
ネット購入の換金は非常に楽だし、安心なのでぜひ活用してみてください。
あとがき
年末ジャンボの換金方法や場所、換金期間についてまとめましたが、基本的には宝くじ売り場で大丈夫です。
ただ、高額当選となると5万円マークのある売り場だったり、さらにみずほ銀行本支店に出向く必要性もあります。
まずは換金忘れがないようにしっかりと確認し、その上で当選額に合わせて払い戻ししていきましょう。